アメリカ医師国家試験USMLE攻略のコツとポイント
ブログでもUSMLEに役立つ参考書を紹介しています。のぞいてみてください。
USMLEにも役立つ医学生やレジデントのための教科書・参考書ナビ、医学書ガイド
USMLEにも役立つ医学英語の覚えかた
最近はオンライン問題集が全盛で、必ずUSMLE受験者はどれかを使用しています。
英語力(特に医学英語)がまだ追いついていない人はまずは医学英語を学ぶ必要があります。
おすすめ、医学英語強化用の教材を三つ紹介します。
USMLE受験攻略Naviについて
これからUSMLEを受験しアメリカでの医療を目指している人に託せればと思いこのページを作りました。 少しでも日本人のUSMLEの合格率が上がると嬉しく思います。
2020年に制度変更がありました。
詳しくは公式ホームページまたはTwitterを
2023年までに取得したいUSMLE
1. USMLE STEP 1も合格・不合格のみで、点数はなくなる。
2. 各STEPの受験可能回数4回に(これまでは6回)
3. STEP 2CS受験にSTEP1合格が必須
USMLEとは
USMLEはUnited States Medical License Examinationのことで
日本人がアメリカで研修医となるためには
Step1(基礎医学)
Step2 CK(Clinical Knowledge)(臨床医学)
Step2 CS(Clinical Skill) (臨床技能)
の3つの試験に合格する必要がある。
First Aid for the International Medical Graduate (First Aid)は外国人向けのUSMLE受験から臨床研修までのガイドとなっているので参考になる。
まず、何をすればよいか。それは以下の3つである。
1 USMLE First AIDの購入
2 KAPLAN 1か月版の利用
3サンプル問題のダウンロード
1USMLE first AIDの購入
このFirst AIDであるが、まずは受験する予定のものを買うのでも間に合う。ただし、step1とstep2は全くの別物ではなく相互に関連があるし、最終的にはstep1,step2ともに必要となるので両方同時に買うのも悪くはない。 最近は量が膨大になってきているが、1対1対応だけで解ける問題も少なくない。
First Aid
日本のYear Noteに相当するUSMLE受験勉強用のあんちょこ本である。
Year Noteもそうであるように、だんだんページ数が増えてしまい読破が難しくなっているようであるがそれでもこの本はUSMLEを受ける以上はMUSTです。
USMLE Step1を受けるのなら誰がなんと言ってもMUST BUYの2冊組み
■First Aid for the USMLE Step 1 誰もが持っているアンチョコ本
■Kaplan USMLE Step 1 Qbook 受験者のほとんどがこなす問題集
■USMLE First Aid Q&A First Aid対応問題集です。まず取り掛かるには良い問題集です。
■イヤーノート: 内科・外科編
持っていなければ必須です。
2.KAPLAN 1か月版の利用
やはり、どのような問題が出題されるのかある程度体感してから対策をたてることが重要である。
ペーパー判のカプランQをまず参考にするのもありだ
■USMLE Step 2 CK Qbook (USMLE Prep) 受験者のほとんどがこなす問題集
最近はそのほかにもUSMLE WORLDやAMBOSS、NBME SELF-ASSESSMENTS、USMLE-Rxなどがありそれぞれ一長一短だ。
その他のUSMLEオンライン問題集はこちらを参考に
3USMLEサンプル問題のダウンロード
サンプル問題のダウンロードはUSMLE公式ホームページから可能である。まだ、ダウンロードしていない人はすぐにダウロードしたい。 私が受けたときにはまだこの制度はなく、申し込むと郵送されてくるBulletinにサンプル問題が載っていた。
サンプル問題だからといって軽く見ると痛い目にあう。サンプル問題はプール問題のため何題かは実際に出題されたのだ。
現在もそうなっているかどうかは分からないが受験直前に見直すと良いかもしれない。 サンプル問題には解説がないが、2020Step1のサンプル問題の解説はコチラ
解けなくても全くがっかりする必要はない。準備せずにすらすらと解ける方がおかしいと思ったほうが良い。
勉強方法
1.過去問を解きながら参考書で勉強する
ある程度知識がある人(例えば日本の医師免許を持っている人のStep2)はコレが最も効率が良い方法である。
その他のUSMLEオンライン問題集はこちらを参考に
日本語で知識がある分野の問題集から少し解いてみることをおすすめしたい。
2.参考書で勉強してから問題を解く
なかなか進まず難しいのであるが、知識不足の人や日本であまり出題されない分野や日本と違う分野(microbiology, 精神科、) では、まず参考書で勉強することが重要である。その参考書は網羅的なものよりは薄くてシンプルなものの方がよい。
ステッドマン
医学辞書として必須である。発音記号は日本で使用されているものと異なるが慣れればすぐに読めるようになる。 コンピュータソフトもあり便利である。
■基礎医学をまず受けてみようという人はコチラ⇒ STEP1全般編
■臨床医学をまず受けてみようという人はコチラ⇒ STEP2CK全般編
専門医おすすめ問題集