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更新日 2009-03-01 | 作成日 2008-02-21

15.オーストラリアンフォーメーション

ダブルスのポジショニングの雁行陣編を楽天ブログで書き始めたときから、オーストラリアンフォーメイションをいつかは書かねばと思っていましたが、ついにそのオーストラリアンフォーメイションを書くことにしました。このフォーメイションは相手のクロスリターンが強くてサービスキープが難しいときなどにペースチェンジを目的に利用すると効果的です。効果的なオーストラリアンフォーメーションを決めるためには、正しいポジショニングとそのメリットとデメリットをよく理解しておく必要があります。

fig35_1.gif オーストラリアンフォーメーションというのは聞いたことがあったり、実際にやったことがあったりするかもしれません。しかし、そのポジショニングを間違えると非常に隙のあるフォーメーションになってしまいます。このフォーメーションはサービス側の前衛がサーバーと同じ側に立つフォーメーションです。前衛が通常のフォーメーションと左右対称の位置に立つだけでよいと思っている人が多いかもしれません(図15-1)。 しかし、実際にはサーバーも前衛もかなりセンターよりに立たないと二人でコートを守ることができません(図15-2)。そして、サーブを打つときには邪魔にならないように前衛はネットよりも低くなるようにかがんで構えます。レシーバーはクロスにリターンすることになれていますので、クロスに来たリターンは前衛がボレーでしとめられるようにするのが、このフォーメイションの大きなメリットです。これまで、通常のフォーメーションではサービスのコースはワイドよりもセンターのほうが角度がつきにくく守りやすいことをお話してきました(参考 平行陣9.サービスのコース)。それではオーストラリアンフォーメーションのときはどうでしょうか。  

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第1日目のウソ:「ストロークでは一歩前に踏み込んでボールを打ちましょう。」
第2日目のウソ:「ストロークでボールを打つときに、飛び上がってスイングしてはいけません。地面に両足をつけたままスイングしましょう。」
第3日目のウソ:「良いショットを打ちたければ、スイングに入る前に必ず足をとめ、上体を真っすぐ起こして、体のバランスがとれた体勢をつくらなければならない。」
第4日目のウソ:「ローボレーではしっかりひざを曲げて腰をおとして、手首とラケットの角度を90度に保ちましょう。」
第5日目のウソ:「初心者はトッププロの試合を見ても上達しないので意味がない。」
第6日目のウソ:「バックハンドで打ち終わった後に、体を後ろへ反らしてはいけません。」

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fig35_2.gifまず、センターにサーブを打ったときのことを考えてみます(図15-3)。通常の雁行陣や平行陣では角度がつきにくい良いコースでした。しかし、オーストラリアンフォーメーションでは通常のフォーメイションでは前衛がカバーしチャンスボールになりうるストレートへのリターンをサーバーがカバーしなくてはなりません。もしも、相手のリターンがAのようなコースに来たときにはカバーするのはかなり難しくなります。また、サーブアンドボレーすることを考えるとかなり斜めにダッシュしないといけないことになります。しかしメリットもあります。前衛の位置はかなり中央よりに立っていてもクロスのリターンには対応できるし、この位置に立つことでレシーバーにはかなりのプレッシャーをかけることができるでしょう。特にデュースコートで相手が右利きであればリターンはバックハンドになるので、前衛にとられないAとBの間にコントロールするのは難しくなります。
次に、ワイドにサーブを打ったときのことを考えて見ます(図15-4)。角度をつければ相手も角度がつけやすくなります。その分、前衛はクロスもケアしないといけなくなります。特に強いスピンをかける相手がレシーバーの場合にはあまりセンターにはよることができないでしょう。その分、レシーバーから見ると前衛にとられないようにリターンするのには余裕があります。ただし、サーバーから見ると前衛がボレーできなかったときにでもカバーはしやすくなります。サーブアンドボレーする場合でもAとBの中央に向かってダッシュすればよいのでそれほど無理なくダッシュすることができるでしょう。
 次回はオーストラリアンフォーメーションの続きとその応用I(アイ)フォーメーションについてです。