平行陣11 ロビングで攻める インターネットテニススクール

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更新日 2009-03-01 | 作成日 2008-02-21

11.ロビングで攻める

ロブのあげ方については何回かお話して来ました。抜くためのロブは相手に予測させずに打つ必要があることもおはなししました。(参照: 雁行陣編9.ロブに対するポジショニング、 2.平行陣におけるロブに対する対処法、 6.平行陣をロブで崩す) 

fig31_1.gif 積極的にロビングを打った方がよい相手のフォーメーションを考えてみます。平行陣であっても一人(原則はクロス側)が少し後ろに構えてロブに対処できるようにしておくのが平行陣の基本的なポジションというお話をしました(参照VOL1)。初級者であればこの基本を知らずに二人ともがサービスラインとネットとの中間ぐらいにポジションを取ることもあるでしょう。中上級者ではこの原則は知っていても相手との駆引きで二人がネットにつめて二人ともが攻撃的なポジションを取ることがあります(図11-1)。もし、打つ前に二人がつめてくることが分かれば積極的にロブを打つのが良い戦術です。このような状況ではクロスでもストレートでもロブは有効になりますが、クロスロブは特に前につめてくる動きの逆を突いてロブでエースを取るチャンスになります。
 もうひとつ積極的にロブを打つと決まる相手のフォーメーションは平行陣編1でお話した何らかの状況で相手が『逆陣形』(クロス側が前でストレート側が後ろのフォーメーション)になっている場合です。この場合にはクロスロブが非常に有効になります(図11-2)。 そのほかには相手のボレーが甘くなって返ってきたときもロブでエースを取れるチャンスになります。 相手は甘くなった球をあなたが速い球で返球すると予測することが多いので、いつもに増して腰を落として構えるでしょう。そこで、ストロークを打つと見せかけて、しっかり構えて、できるだけストロークと同じテークバックからロブをあげることで相手の動きを封じることができるでしょう。  

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第1日目のウソ:「ストロークでは一歩前に踏み込んでボールを打ちましょう。」
第2日目のウソ:「ストロークでボールを打つときに、飛び上がってスイングしてはいけません。地面に両足をつけたままスイングしましょう。」
第3日目のウソ:「良いショットを打ちたければ、スイングに入る前に必ず足をとめ、上体を真っすぐ起こして、体のバランスがとれた体勢をつくらなければならない。」
第4日目のウソ:「ローボレーではしっかりひざを曲げて腰をおとして、手首とラケットの角度を90度に保ちましょう。」
第5日目のウソ:「初心者はトッププロの試合を見ても上達しないので意味がない。」
第6日目のウソ:「バックハンドで打ち終わった後に、体を後ろへ反らしてはいけません。」

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fig31_2.gifもし、あなたがクロスのアングルショットを打つことができれば、是非ストレートのロブとのコンビネーションを覚えるべきです(図11-3)。何回かアングルショットを打つことで(1)をクロスに張り付かせておいて、ストレートにロブを打つことでロブが抜ければ追いかける人がいなくなりエースを取れる可能性が高くなります。
 相手が雁行陣の場合にはネットにつめる方法としてクロスの中ロブを有効に使うと良いでしょう。中ロブをあげれば相手も中ロブをあげてロブ合戦になることが多いでしょう。自分が中ロブをあげた後、少し間を置いて相手に悟られないようにサービスラインぐらいまでつめてロブをカットして平行陣を取ります(図11-4)。相手から見れば、あなたが前に出てくるときは足元に浅い返球をしないといけないし、ベースラインにとどまっているときには深いロブを打たなくてはいけないので分かっていてもかなりのプレッシャーになるはずです。 

今回のように積極的なロブではなく、消極的なロブしかあげられない状況も実際にはあります。当たり前ですが、消極的なロブをあげれば多くの場合スマッシュが返ってきますので、二人でスマッシュに対応する体制をとって構える必要があります。速いスマッシュはある程度予測していないと取れないでしょう。相手の体の向きやラケット面から打つ方向を予測する必要があります。
 余裕があればスマッシュをロブではなくストロークで返すように試みるべきです。 スマッシュを打った直後は体制がくずれているのでスマッシュを打った相手側にストロークで返球できれば形勢逆転の可能性もあります。スマッシュをストロークで返球する際にはリターンをするときのようにコンパクトなスウィングでボレーのようにブロックするようにするだけでかなり速い球が返球できるでしょう。